お父さんの出張が多い子供におすすめの絵本「オニのサラリーマンしゅっちょうはつらいよ」

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今日は、「オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ」という絵本を紹介します。

この記事を書いた人
momo

夫と子供2人の4人家族の40代主婦。在宅でシステム開発の仕事をしています。教育大で数学の教員免許を取得し、子どもの教育・勉強には特に情熱的。

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「オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ」の内容

これはオニの世界の物語。

あるオニの家で、お父さんが出張にでかけます。この本では、お父さんのことをおとうちゃんと表現しています。

おとうちゃんの名前は「オニガワラ・ケン」。じごくカンパニーという会社のサラリーマンです。

おとうちゃんは、神様サミットのお手伝いのため、出張にでかけます。おとうちゃんの出張は大変。日本中の神様を迎えなければならないのです。

オニという架空の正解ではありますが、おとうちゃんの仕事がいかに大変か、出張先でどんなお仕事をしているのかが描かれたお話です。

「オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ」を読んだ感想

知り合いの家で、お父さんが出張ばかりで子供が寂しい思いをしているそうです。

もし、そうなら、ぜひこの本を読ませてあげてください。

お父さんは、家族のためにしんどいお仕事をこんなにも頑張ってくれているんだよ、と子供に伝えることができます。「出張」が何か理解できていない子どもにもオススメです。

この本では、最後の裏表紙で、お父さんがお土産を持って子供たちのところに帰ってきたシーンが描かれています。お父さんは出張に出かけても、必ずおうちに帰ってくから大丈夫だよ、と安心を与えることもできる本です。

子供って、自分の知らない場所に親が行ってしまうと不安になると思うのです。しかも、何をしてるかもわからない。お父さんは遊んでいるわけではなく、自分たちのためにお仕事をしてくれているんだね、と感じるはずです。

ちなみに、絵が独特でかなり味わい深い絵本です。優しい絵なのでオニなのに全然こわくありません。

おとうちゃんの出張先の出来事が詳しく描かれていますが、小学高低学年には少し難しいかもしれません。神様とか七福神とかいろいろ説明が必要な言葉が出てきます。

でも、少しぐらい難しくても大丈夫。何となくでも、お父さんって大変なお仕事してるんだぁと分かるはずです。

同じオニシリーズで他の作品もあるので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。どれも心温まるホッとするお話です。

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