今日は、「おかわりへの道」という本を紹介します。
「おかわりへの道」の内容
物語の主人公は、小学2年生の女の子。
給食で苦手なものが多く、いつも食べるのが遅い女の子です。
この女の子にはある夢があります。それは「先生が作ってくれる、残ったご飯で作るおにぎりを食べること」です。
おにぎりは、給食を早く食べた人から順番に食べることができます。
何とかしてこのおにぎりを食べたい主人公が、クラスの早食いの男の子に相談しながら、仲間とともに給食を早く食べることに挑戦するという、平凡だけど夢のあるお話です。
「おかわりへの道」を読んだ感想
実はうちの小学2年生の娘、まさに給食を食べるのが遅く、よく最後まで1人残って給食を食べているのです。
この本を見つけたとき、娘のための本ではないかと驚きました。
給食はただ早く食べるだけではダメで、行儀よく美味しく楽しく食べなければ意味がありません。
この本では、それを教えてくれます。
クラスの早食いの男の子が、どうやったら嫌いなものでも美味しく食べられるか、食べる順番を工夫してはどうか、とか、いろいろアドバイスをくれるのです。
最後、おにぎにの残りがあと1つというシーンで、主人公の女の子よりも先に食べ終わったこの男の子が、自分がおにぎりを食べたいのをぐっとこらえて我慢するシーンは感動します。
主人公が無事におにぎりを食べられるかどうかはお楽しみ・・・。
もし、お子さんが給食が遅くて悩んでいるようであれば、この本を読ませてあげるのもいいかもしれません。うちの娘も、これを読んでからは、給食を楽しく食べれるようになったみたいです。
ちなみに、小学校低学年以上であれば自分ひとりで読み切れる内容です。字が多いですが、ちょうどよい量だと思います。